写真で見る日本のアジア侵略・朝鮮篇
1階から2階への階段部分には「写真で見る日本のアジアに侵略」として、朝鮮と中国への日本の侵略がほぼ時代順に見渡せるようになっています。まず朝鮮編では、平和な時期の朝鮮民衆の姿に始まり、「朝鮮への野望」「日韓併合」「独立運動と弾圧」「民族性抹殺の皇民化」「強制連行と徴兵」の5つの区切りで日本の苛酷な植民地支配がいかにして行なわれていったか、を概観できます。
明治を代表する啓蒙思想家、福沢諭吉は、対外的には帝国主義を是認し、中国・朝鮮への差別意識を拡大しました。
植民地とされた朝鮮半島で、独立を求めて人々が立ち上がった三・一独立運動を、日本は血の弾圧を加えました。
長期化する戦争の中で、朝鮮半島から多くの人々が強制動員されました。女性も女子挺身隊として連行されています。